バタシー・ドッグ&キャットホームをご存知ですか?その?


前回に引き続き、「バタシーのお仕事」をお届けします!






3:リホーム



一般ブースなどに収容されている犬は、基本的に全ての人が見学したり、許可があれば運動場で遊んだり、お散歩もできます。



見学に来たり、引き取られていく先は、一般家庭のみとは限りません。素質かあれば、農場へ引き取られるコリーや、警察犬・麻薬犬として第二のチャンスを得る犬、介助犬や聴導犬の団体からも、問い合わせはあるそうです。



「犬が欲しい」とバタシーにやってくる人は後を絶ちません。しかし、「あの子かわいい!欲しい!」と言ってすぐには家族に迎えられません。ここで大事なのは、その家庭の状況、経済状況、環境が、その犬にとってふさわしいものであるかどうか念入りなチェックがなされます。



こと細かいチェック・シートに沿って、「この家庭がこの犬にふさわしいかどうか」を「リホーミング・スタッフ」が審査します。この審査によっては、直接家を訪ねたり、リホーム後のチェックがあったり、ふさわしくないと判断された場合には断られる場合もあります。



一度捨てられたり、手放された犬たちにとって、新しい家族を探す時はより慎重になる必要がある、というのです。



そのため、「バタシーから犬を貰う」ということは、ある程度ステイタスになっている!?ほど。なんせ、それだけ里親審査が厳しいのですから・・・。



日本と違うなあ、と感じることは、とにかくレスキュー施設の規模もですが、その浸透性です。



「ブリーダーか、レスキューか」という選択肢とともに、仔犬だけでなく、成犬、ときには老犬まで、新しい家庭に引き取られていくのです。人々は、日本よりも抵抗無く成犬を飼うようです。









<室内運動場のひとつ。「いいな」と思ったワンコと遊んだり、一般者やスタッフ、トレーナー用のセミナーや研修にも使われます。>



その他にも、たくさんのサービスがあります。



例えば、犬種ごとの飼い方や注意がまとめられたパンフレット。



無料のトレーニング・ケアに関する電話・メール相談。



飼い主が困るような問題に関する解決をまとめた冊子やビデオ。



飼う前の事前勉強会や相談会、いろいろなイベントもあります。






<毎日、ここでたくさんの人と犬の「運命の赤い糸」が結ばれていくのです>



ここ、ロンドンだけで、11月下旬の時点で400頭以上の犬たちが、飼い主を待っていました。(そのほかにここでは猫も収容します)



「レスキューが充実しているからこそ、簡単に犬を手放す人もいる」と、案内してくれた主任スタッフは悲しそうに言っていました。



「それでも、新しい飼い主と幸せになった犬たちの例を聞くと、この仕事をやっていてよかった、と思うのよ。」



彼女はそう、付け加えていました。

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